幼児教育について

幼児教育と聞くと何を思い浮かべるでしょうか。英語や音楽の教材や通信講座でしょうか。または幼稚園や保育園かもしれませんね。幼稚園や保育園では、短大・大学・大学院などでしっかりと幼児教育を学んだ方たちが幼稚園の先生や保育士をしておられますが、やはり家庭でも我が子に充実した教育をしたいと考えている親御さんも多いのではないでしょうか。幼児期というのは乳児期を過ぎた2歳くらいからの身体の成長も目覚ましい時期で、運動機能も日ごとに高まり母親と密着した生活からも少し離れていくころです。近所の友達や幼稚園、保育園の友達など人間関係も広がっていく幼児期は、人間生活の基礎を学ぶとても大事な時期であるといわれています。そんな重要な時期に、英語や音楽などの教育をするわけですが、最近はインターネットの普及により、子育て中の主婦の方でも、幼児教育に関して多くの情報を得られるようになりました。幼児教育の教材や通信講座はさまざまなものがあり、どれを選べばよいのか子育て中のパパやママは迷ってしまうのではないかと思いますが、そんな問題点もネットで口コミや評判を調べて、より良い教材や通信講座を探すことができるようになりました。

英語教材・通信講座

幼児教育の教材や通信講座で人気があるのは、やはり英語だと思います。外国語を習得するのは、大人になってから学習するより、子供のころから学んだほうが身につくのも早いでしょう。最近は漢字の読み書きができなかったり、日本語の使い方がおかしい人が増えていることから、幼児教育や小学校の教育では英語よりも日本語をしっかり教えるべきという意見もあります。しかしバイリンガリズムの研究結果によると、3歳になる前の幼児には自国語と外国語という区別はなく、どちらの言葉も抵抗なく吸収していくそうです。脳の発達は3歳までに8割が完成されると言われることからも、3歳になるまでは幼児教育で英語と日本語を同時に身につけるチャンスであるといえます。幼児の英語教材は、「ディズニーの英語システム」や「セサミえいごワールド」などがよく知られている教材ですが、これらはDVDやCD、絵本などを使って、楽しく遊びながら、英語を聞くこと(インプット)、話すこと(アウトプット)を体験でき、無理なく英語を学んでいくことができます。また、高校・大学受験のための通信講座「進研ゼミ」で有名なベネッセにも、「Worldwide Kids English」という幼児英語教材があります。

幼児教育の問題点

幼児教育というと、英語や音楽など、早く学習を開始したほうが能力の獲得も早くなり、メリットが大きいように感じられますが、幼児教育に問題点はないのでしょうか。現代の教育は、学力の低下、いじめ、不登校などさまざまな問題を抱えています。幼児教育がそういったことにつながっていく心配はないのでしょうか。日本における学力低下は、中央教育審議会が「ゆとり教育」が間違いだったことを認めましたが、だからと言って幼児のころから勉強させればよいというものでもないと思います。幼児英語教室や幼児音楽教室などさまざまな教室がありますが、子供のころから教室や塾通いで友達と遊ぶ時間がなかったり、幼児教育で忙しくて基本的な生活習慣ができていないといった問題がある場合があります。こうした問題を避けるために、家庭での幼児教育では、親はきちんと子供のしつけをしたり、集団生活でのコミュニケーション能力といった、いわゆる「生きる力」を育てていくことが、子供の将来にとって大事なことなのではないかと思います。幼児教育の教材を使って、家庭で学習するときなど、そうした問題点も考慮に入れながら学習を進めて、詰め込み重視ではなく子供の知的好奇心が高まるような幼児教育を行いたいものです。

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