思っているよりもエプロンは、簡単に作ることができます。ぜひ一度チャレンジしてみましょう
エプロンは外来語ですが、13世紀の「アポーン(aporne)」が14世紀になって「ナプロン(napron)」となり、そして不定冠詞「a」のついた「a napron」が「an apron」と誤解されて、「an」を除いた「apron」になったと言われています。「ナプロン(napron)」の語源は、ナプキンを意味するラテン語の「mappa」(マッパ)に由来します。日本では、中国から渡来されたと言われていますが、江戸時代には、胸当てが無く腰から下げる一枚の布のために「前垂(まえだれ)」と呼ばれていました。その後作業用として、一般大衆の間で「前掛け」として用いられるようになります。
エプロンとは、体と衣服の前面を保護するために着る服のことです。衛生面を考えて着用する場合のほか、エプロンの下の衣服が汚れたり、傷付いたりすることを防ぐ目的でも着られます。
エプロンは制服として、ウェイトレス、看護師、メイドなど様々な職業において着られますが、ポケットが付いた製品も大変便利であることから、調理や手工業、美術制作などの場で用いられることもあります。またファッションとして身につける場合もあります。職業、用途に応じて、胸部から下半身全体を覆うものや下腹部から膝上までのものなど様々なものがあります。現在では、世界中で文化・世代を超えさまざまなシーンで多くの人々から愛用されています。
通常エプロンは布で作られていますが、危険な化学薬品を取り扱う職業の人は、万が一薬品が体にかかった場合でも、皮膚を傷つけることがないようにゴムでできたエプロンを用いるなど、必要に応じて他の素材からも作られています。またX線写真機など放射性物質を取り扱う技術者は、被曝を避けるため鉛が縫いこまれたエプロンを身につけます。
余談ですが、パソコンからの電磁波が、妊娠への悪影響があるということで一時期OAエプロンが売れましたが、電磁波は回折といって、電磁波シールド素材に対して突き抜けはしませんが、縁から回り込むという性質を持っています。このため電磁波防護OAエプロンの効果がないことがわかってきたので、最近ではあまり売れなくなっています。
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エプロンの種類は大きくわけて、一般的なエプロン、ウエストから膝丈までを覆うことができるサロンエプロン、胸元から膝丈までを覆った長袖タイプの割烹着、ワンピーススタイルのエプロンドレスの4種類に分けられます。
まず一般的なエプロンと呼ばれるタイプですが、丈の長さで3種類に分けられます。その他に割烹着のそでのないようなタイプのキッチンエプロンがあります。
サロンエプロンは、 前掛け・ギャルソンとも言いますが、丈の長さで丈40cm前後の短いタイプ のギャルソン、丈60cm前後の標準タイプのサロン、丈80cm前後の長いタイプのソムリエの3種類に分けられます。丈の短いものは若い人に人気があり、標準丈のタイプは年配の人にに人気があります。
割烹着は、大人の女性のイメージがあるため、年配の方が着ることが多いようですが、最近ではその便利な機能性により、若い方でも着る方が増えています。割烹着は、明治15年に日本最初の料理学校である「赤堀割烹教場」の創設者が、女性の着物が汚れないように考案したそうです。
エプロンドレスは、ワンピーススタイルのホームウェアで、急な来客やちょっとした外出にも便利です。
最近では、料理が好き、得意という男性も増えてきており、男性のエプロンのみを販売している通販ショップもあるようです。
業務用のエプロンには、厨房で使うエプロン、魚市場などで使うビニールエプロン、油物が多いところで使う耐油エプロン、食品工場で使うエプロンがありますが、それぞれ特徴がありデザインよりも機能性に重点が置かれています。
エプロンは、毎日の仕事や家事での着用はもちろんのことですが、実用よりも装飾を目的とした芸術的なエプロンも、世界の民族衣装の中に見ることができます。
エプロンはできるなら自分で作りたい、でも・・・というお裁縫初心者にもできるエプロンの作り方をご紹介します。エプロンはご自分が思っているよりも簡単にできますが、いかにもプロが作ったような見栄えのするエプロンを目指しましょう。
用意するものは、生地・型紙・糸・糸切りばさみ・裁ちばさみ ・待ち針・縫い針・色鉛筆またはチャコペン・型紙・ロータリーカッター・カッターマット・ミシン・アイロン・ルレット・目打ちなどです。必要に応じて準備してください。
まず型紙を作ります。型紙は購入することもできますし、インターネットで探せば公開しているサイトを見つけることができますので、それを利用してみても構いません。ポケットはなくとも大丈夫ですが、つける場合には、ポケットの位置も書いてください。鉛筆またはチャコペンで型紙を生地の上に写し、裁断ばさみ、あるいはロータリーカッターで切ります。初心者の方は、裁断ばさみよりロータリーカッターの方が、キレイに切ることできますのでお勧めです。
次にいよいよ縫製作業に入りますが、あらかじめアイロンで折り目をつけておけば、ミシンでキレイに縫製ができるようになります。エプロンに紐をつけ、アイロンをかけたら仕上りです。
さらに簡単に作りたい方のために、さまざまなエプロンキットが販売されていますので、その作成ガイドに従って作ってみるのがいいと思います。なかには、仕立て済みで、後は刺し子をしていくだけのキットとか、高級な素材や凝ったデザインのものなど色々な種類のものが沢山でていますので、ご自分の希望にあったエプロンキットを選んでください。作ることが苦手な方には、エプロンキットが向いていると思います。
エプロンは、自分で布から全部選び作るのも良し、エプロンキットを使って作るも良しだと思います。まずは一度作ってみましょう。購入したエプロンよりも愛着がわくこと間違いなしです。
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